なかなか他人の方は「口が臭い」などと言ってくれませんよね。私の場合は、妻や子供からの指摘で「口が臭い」ことに気づきました。
それ以来、人と会話するのがとても苦痛になったのと同時に、それまで人から「臭い」と思われていたかと思うと、とにかく恥ずかしぃ~~~って感じです。
私の場合は治療仕掛けで歯医者さんへの通院をやめてしまって虫歯をほったらかしにしてしまったのも原因の一つと思っているのですが、その他にも原因があるようなので、いろいろたくさんの口臭に関するサイトを調べてみました。
下記に原因と対策をわかりやすく書いてみましたので参考にしてみて下さい。
口臭予防の対策は、まずは原因を知る事が先決ということで、原因そしてそれぞれの原因に対する対策という形で解説していきます。
◆原因その1 唾液の減少
唾液にはとても優れた作用があって、細菌の増殖を抑えるなど口の中をきれいにする役目があります。歯磨きで歯と歯茎(はぐき)はきれいに、歯磨きできない部分は唾液によってクリーニングされ守られているのですが、唾液が少なくなると歯磨きができない部分が守られないために口の中で細菌が増殖してしまって口臭となるのです。
詳しくは、細菌が口の中のタンパク質や含硫アミノ酸を餌として増殖分解するときにイオウ(硫黄)系の臭いを発してしまうのです。これが気になる悪臭の一つになるのです。
唾液の分泌が減る原因としては、ストレスや口呼吸による口内乾燥が大部分だそうです。なんらかの病気で薬を飲んでおられる方も薬の作用で唾液が減る場合もあります。
対策
唾液の分泌量は成人で1日あたり1リットルから1.5リットルと言われています。唾液の分泌が増えるように、下記の「日常生活でできること」から始めましょう。
◇日常生活でできること
・こまめに水分を摂ることで口の中のうるおいを保ちましょう。
・歯磨きやうがいをして口の中を清潔に保ちましょう。
※ただし、アルコール分を含んだ洗口液は避けましょう。
・よく噛むことによって分泌量が促進されることがありますので、食事などでは噛む回数を増やすことを心掛けましょう。
・自律神経を刺激することによって、唾液分泌が増えるのでお散歩程度の軽い運動をしましょう。
・唾液腺(あごの下や耳の下)をマッサージしましょう。
・なるべくストレスを抱えない生活を心掛けましょう。
・鼻呼吸を心掛けましょう。とくに眠っているときに口呼吸にならないようイビキ防止グッズで有名な「口閉じるテープ」や「鼻呼吸テープ」などを利用するのも一つの方法です。
◆原因その2 舌苔(ぜったい)
読んで字のごとく舌の苔(コケ)ですが、高熱が出た時など体調が悪くなった時に舌の表面が白くなった経験がある方もおられると思います、あれが舌苔です。細菌のかたまりでできています。
ここまで白くならなくても、舌のケアをしていなかったり、唾液が少なかったりすると舌苔はできやすくなります。
そしてこれも細菌ですので増殖する過程で悪臭を発します。
対策
歯磨きの時にそのまま舌もブラシでゴシゴシしている人を見かけますが、強くこすり過ぎると問題です。舌を傷つけてしまって、逆に汚れやタンパク質が付きやすくなってしまうこともあるそうです。こすり過ぎに注意しましょう。
舌をクリーニングする専用のジェルもあります。おススメです。
舌と口臭をキレイにする舌ジェル「ビタン」
◆原因その3 歯垢(プラーク)
歯の表面に付いたやわらかい堆積物(蓄積物)で、はっきり言って細菌のかたまりです。ここまでの説明でもうお分かりのことと思いますが
細菌がある→増殖する→悪臭を発する ですね。
歯垢は長期間放っておくと歯石になっていきます。
対策
御自身でしっかりと歯磨きや歯間ブラシ・マウスウォッシュなどの洗口液を使用してプラークコントロールしましょう。
ただし、蓄積したプラークの上から洗口液を使用しても期待は持てないそうです。まずは歯医者さんで歯垢を除去してもらい、それから使用する方が効果的ですし、洗口液費用の無駄にならないとおもいます。
◆原因その4 歯石
歯垢を放っておいた結果、固くかたまってしまったものが歯石です。歯石がたくさん歯に付くようになると、より強烈な悪臭を放つようになります。
歯周病を進行させる原因ともなります。
対策
ご自身での歯石除去は、歯や歯茎を傷つける原因ともなりますし、まずできないと思います。
歯医者さんに行って除去してもらいましょう。
◆原因その5 歯周病
歯周病は静かに進行する病気だそうです。徐々に進行して行って歯茎(はぐき)から出血をするようになります。口の中に滞っている血液は悪臭の原因となります。さらに進行すると膿(うみ)が混じってくるようになります。こうなりますとかなりの口臭(悪臭)となります。
対策
歯医者さんに行ってしっかりとメンテナンスしてもらいましょう。長期間のメンテナンスになる場合もありますが、しっかりと治しましょう。治った後は二度とならないように御自身でセルフケアをすることが大切です。定期的に歯医者さんでメンテナンスしてもらうことも忘れずに!
怠るとすぐに再発してしまうそうです。
◆原因その6 虫歯
虫歯も口臭の原因となります。これは、虫歯菌が虫歯の穴の中にたまることによる臭いだそうです。
対策
こちらも歯医者さんに行ってしっかりと最後まで治療してもらってください。
◆原因その7 タンパク質
口の中に残ってしまったタンパク質は、細菌のエサになってしまうことから考えると非常に有害と言わざるをえません。しっかりと歯磨きをしていて、歯医者さんで口のケアをしているのに口臭がある方は、口に残っているタンパク質を疑ってみてください。
対策
歯磨きだけでは、粘膜や舌、歯のすき間に残ったタンパク質は除去できませんので、マウスウォッシュタイプの液体でのクリーニングがおススメです。
こちらのページで紹介しています。
口臭対策に!汚れが見える新感覚マウスウォッシュ【ゴッソトリノ】
◆原因その8 入れ歯・義歯
入れ歯に使用しているプラスティック部分は臭いを吸着しますので、それが原因ともなります。また、歯にかぶせ物をしているような場合は、古くなるとすき間などができて汚れがたまり易くなってしまいます。この汚れが最近のエサとなって口臭原因となります。
対策
かぶせ物に関しては歯医者さんで診てもらってください。
入れ歯についてははずして、市販の洗浄液や・・・で洗浄してください。最近では結構すぐれものの洗浄グッズが販売されています。
◆原因その9 口の中の乾燥
原因の1とダブル部分もあるのですが、口の中の乾燥=(イコール)唾液の減少になりますので、口臭発生の原因となってしまいます。
対策
口呼吸が一番の乾燥原因になりますので、寝ている間も含め鼻呼吸をするよう頑張りましょう。
◆原因その10 口の中以外
口の中以外の原因には、消化器系、呼吸器系の病気やのど・鼻の病気があるそうです。よく聞くのは蓄膿症の人は息が臭いってありますよね。
対策
口臭の80%以上は口の中の原因と言われているように、まずは歯医者さんに行ってしっかりケアすること、そして口の中に原因がない場合には、上記の病気が考えられますので専門医を受診してみてください。
毎食事後、寝る前にしっかりと歯磨きをしているのになぜ?どうして?と思われていた方、ご理解していただけたでしょうか。
口臭対策の商品もたくさん販売されていますが、わたしが使用しているのがトローチタイプですので、トローチタイプをいくつか紹介しておきます。
1、フレピュア
「タイムリーな汚臭のクリーニング」と「蓄積された悪臭クリーニング」というダブルクリーニングにこだわった配合や成分になっています。
2、ブレスマイル
歯科医師共同開発の全額返金保証書付き口臭サプリ【ブレスマイル】
いくつかのサイトでランキング1位になっていました。
歯科医師共同開発の全額返金保証書付き口臭サプリ【ブレスマイル】3、ブレッシュ
現在わたしが使用中のすぐれものです。
是非皆さんもあてはまる原因の対策から始めましょう。
最後までのお付き合いありがとうございました。